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わたしは北海道に住むmizoreと申します。機械と機械と機械が好きです。

GoogleがSMSを代替するリッチなサービス「RCS」を強化中

高校生の時に携帯電話を初めて手にしましたが、その時は電話帳にできるかぎり友達の数を登録したくなったもんです。今となっては電話帳から削除したい人が多くなっていますが・・・。あれはなんだったのでしょう。友達の数がコレクションみたいになっていました。それが今では連絡先を登録するのが億劫になっています。できるだけ連絡先交換の作業をしなくていいように間合いを取ってしまいます。そう言った意味ではSMSって便利なサービスですよね。電話番号交換しとくだけでそれ以上のやりとりしたければなんとかその後で帳尻を合わせることできますし。

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さてさてRCSとは、移動体通信に関する業界団体「GSM Association(GSMA)」という組織が制定した「SMS(Short Message Service)」の代替を目的としたメッセージングサービスの規格です。このRCSの規格化に向けた動きは2007年から行なわれており、2016年11月に相互運用性について定めた「Universal Profile」の初版が策定されました。GSMAのWEBによると、Universal Profileに賛同する企業は通信事業者が55社、端末メーカーが11社、OSメーカーが2社。なんとその中にはドコモやauも含まれているのです!

そのような流れの中あのGoogleが、Androidプラットフォームで「RCS(Rich Communication Services)」というメッセージングサービスをサポートするための取り組みを強化しています。2月26日(中央ヨーロッパ時間)からスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress 2018」では、同社のパートナー企業がRCSを使ったデモンストレーションを行うというのです。「RCS」によってどのようなことを実現できるのでしょうか。そして、日本の携帯電話サービスにどのような影響を与えるのでしょうか。

GSMAが公表しているRCS導入状況によると、現在27カ国の50キャリアがRCSに対応していると言われています。この中に日本は含まれていませんが、「導入に高い関心を示している国」として紹介されています。ドコモとauRCSのUniversal Profileに賛同しています。両社のいずれか、あるいは両社ともに何らかの形でRCSに対応する可能性があるのです。両社が対応するとなれば、同プロファイルの賛同企業に含まれてないソフトバンクも何らかの対応を迫られる可能性があります。ぜひそのような展開になって欲しいと私も感じます。

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どの端末でどのように使えるようになるかも気になるところではないでしょうか。Android端末では、Google純正の「Android メッセージ」をデフォルトのSMSアプリに設定するとRCSを送受信できます。Windows 10 Mobileスマホについては、OSレベルで対応しています。iPhoneiOS)は対応していませんが、「iMessage」で同等機能を使えます(互換性なし)。その名が明らかにしているように、RCSは“リッチ”なコミュニケーションサービスを志向しており、おもに以下のような機能を備えています。

  • メッセージング
  • チャット(1対1、グループ)
  • 音声メッセージング
  • IP音声通話
  • ビデオ通話
  • ファイルの送受信
  • コンテンツの共有
  • 位置情報の共有

Googleでは、企業がRCSメッセージを顧客に配信する手助けをする「Early Access Program」を2017年2月から米国とメキシコで提供しています。このサービスを使えば画像付きのクーポン券の配信や詳細情報付きのアラートメッセージなど、RCSの特性を生かしたメッセージを簡単に配信できるというのです。MMSや他のメッセージングアプリを使えば同じことができるのでは?と思うかもしれませんが、Universal Profileに準拠したRCSはSMSと同様に電話番号さえあれば送受信ができることとキャリア間で互換性があることが大きなメリットなのです。

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