Modern Device Gutter

わたしは北海道に住むmizoreと申します。機械と機械と機械が好きです。

Googleが自らの検索サイトで全ての"gun"(銃)を規制しているんです

 

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一部の危険なもののために多くの安全なサービスが妨げられるという話はよくあることです。先日のフロリダ州パークランドの高校での銃乱射事件を受けてGoogleも動き出しています。Googleが価格検索サービス「Google Shopping」における銃の検索を規制したところ、ワインや一部の音楽CDが検索できなくなる問題が発生しました。理由は、"gun"を含む検索結果をすべて非表示化したため。このせいで、ブルゴーニュ(Burgundy)ワインやGuns N' Rosesのカタログを始めとする数十種類の商品が検索できない事態となりました。ワインの名前はどうにか検索できるようにできなかったんでしょうか笑。
gunを含む単語は多く、釘打機(ネイルガン)、ホットメルト式の接着剤を塗るグルーガン、サッカーチーム・アーセナルのマスコットキャラ"Gunnersaurus"、当然ながら"ガンダム(Gundam)"なども、すべて"gun"を含むことから検索結果には表示されません。あるユーザーはGuns N' Rosesの関連商品がすべて検索できないことに失望を表明していました。おそらくその人はGoogleショッピングに対して「破壊してしまいたい欲求(Apetite for Destruction)」にかられていることでしょう。そこまでは思わないにしても、意外に慎重派なんですね。
問題を報じた英Telegraphからの問い合わせに対して、Googleは「問題を調査中」と返答したものの、"gun"というワードの検索結果を非表示にするのには正当性があると主張しています。米国では数日前に発生したフロリダ州パークランドの高校での銃乱射事件の直後に、銃器が用意に入手できることへの疑問が提起されています。確かに銃がそばにある環境というのは大きな危険をもたらす可能性を秘めていますよね。日本では警察官が銃を打っただけで大騒ぎになります。世界的に見ると治安は良い方なのかもしれません。
Googleは銃やそれに関連する商品の宣伝を禁止する旨の国際的方針を持っていることを明確にするため、あえて"gun"というワードに対して「厳格な」検索結果への反映を適用したとも考えられます。そのせいか、Googleは人々に危険を及ぼす可能性のある単語を検索できないようにしているとしつつも、"poison"や"bomb"といったワードでは検索結果が表示されるようです。Googleなんだからお得意のAIで柔軟に検索結果を制御すれば、と思える問題ではあるものの、危険なものを手軽に購入できるようにしていると思われる懸念への対処として、今回はより安全サイドへ強めに振った対応を取ったようです。

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因みに、この問題は米国およびカナダで提供されるGoogleショッピングの検索に影響していた模様です。未だに日本語のGoogleショッピングで"Gundam"または"ガンダム"と検索すれば、結果がわんさか表示されるので安心して危険なお買い物にお使いください。