Modern Device Gutter

わたしは北海道に住むmizoreと申します。機械と機械と機械が好きです。

モバイルバッテリー、あなたは使いますか?

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iPhoneが登場して10年が経ち、スマートフォンは携帯電話に取って代わりました。コミュニケーション以外のさまざまなことがiPhoneによって成し遂げられています。たとえば写真やビデオの撮影、タクシー配車、健康管理などをスマートフォンで行うのが当たり前になっているのです。その結果として、スマートフォンが手元で稼働し続けていなければならず、われわれが気遣わなければならないことも増えたのではないでしょうか。通信量の上限が決められているのであれば、毎月月末まで、その通信量を使い切らないように管理する必要があります。そしてバッテリーは、少なくとも私達が起きて活動している時間帯は、残量を管理し、端末が使える状態にしておかなければなりません。

2016年のニュースを振り返ると、バッテリーはしばしば、その中心にあったのではないでしょうか。サムスン電子GALAXY Note 7」はバッテリーから発火する事故が相次ぎ、端末は販売停止となりました。また、アップルの新型MacBook Proは、バッテリー持続時間を理由に、消費者団体が発行する『Consumer Report』誌で発売当初、推奨を受けることができませんでした。現代の人類はスマートフォンやノートパソコン、デジタルカメラや電気自動車に至るまで、バッテリーに囲まれて生活しています。そのため、バッテリーはデバイスの性能や価値を判断する重要な材料となっています。あなたはモバイルバッテリーを使っておられるでしょうか?わたしは個人的に再考したいと考えています。今後モバイルバッテリーがもっと必要になると感じているからです。

さてモバイルバッテリーを製造するメーカにとって2016年から2017年への変化は、危機的な状況にあると言います。その理由は、バッテリーの確保が難しくなったことです。その背景には、ある自動車メーカーの存在があります。アンカーの社員は次のように述べています。「モバイルバッテリー企業が軒並み苦しんでいるのは、パナソニック製のシリンダー型リチウムイオン電池の確保が難しくなったからです。日本メーカーということで信頼性や小型軽量性で人気のある電池“18650セル”ですが、電気自動車向けの需要が急激に高まっていることから、手に入らなくなってきました」シリンダー型リチウムイオン電池を大量に必要とする自動車メーカーとは、テスラのことです。テスラはパナソニックと合弁で、米国ネバダ州リノに「ギガファクトリー」と呼ばれる電池製造工場を稼働させました。しかしこの稼働は、前述の18650セルの確保の改善にはつながりません。ギガファクトリーで製造されるのは「2170セル」と呼ばれる一回り大きな電池で、家庭用の蓄電池「パワーウォール」や、2017年に納車が始まる小型セダン「モデル3」向けに使われるといいます。既存車種では、これまでどおり18650セルを使い続けるのです。

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世界的に、高性能なリチウムイオンバッテリーの供給が逼迫している状況です。ソニーはバッテリー部門を村田製作所に175億円で譲渡しました。2017年4月にこの取引が完了し、新たな高性能バッテリーセルのサプライヤーとして期待も集まっていますが次世代製品が供給され始めるのにはまだしばらくかかると専門家は見ています。しかし、バッテリーのビジネスは、今後もわれわれの生活に密接に関係する、未来が開けたカテゴリーだと言えるでしょう。バッテリーの基礎技術は、小型化と大容量化ですが、同じサイズで密度が高まるのは、せいぜい年間10%程度しか期待できません。そうした中で、モバイルバッテリーからの充電は、スマートフォンからスマートウォッチ、デジタルカメラ、そして最近ではノートパソコンに至るまで、身の回りのあらゆるものがモバイルバッテリーによる充電の対象になりました。このままでは、大容量で重たいバッテリーを持ち運ぶ未来になってしまいます。たとえば自家発電や、ほかのファクター(要因)がなければ、改善の見込みがないのです。

アンカーでは、米国シアトルと中国で、バッテリーのレンタルサービスをテストしています。街中で、手元のカラになりそうなバッテリーと、満充電のバッテリーを交換できる仕組みです。モバイルバッテリーとコネクテッドデバイスを手掛けるアンカー。その交点にあるわれわれの未来の生活は、どのようにデザインされていくのでしょうか。効率化や最適化、省資源、そして、スマホのバッテリーのことをあまり気にしない将来になって欲しいものですね。

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