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わたしは北海道に住むmizoreと申します。機械と機械と機械が好きです。

電気自動車って実際どうなの?

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ガソリンがやや高い状態が続いてますね。ガソリンを湯水のように使えたらどれだけ気が楽か・・・。

最近電気自動車はどうかなと考えています。今日は電気自動車についてメリットとデメリットを書きたいと思います。

電気自動車と言えば、電気で走る車ということは誰でも分かります。

しかし特徴はそれだけではありません。

充電にかかる電気代はいくらなのか、1回の充電でどれくらい走るのか、気になることは多々あります。

そこで、ここでは電気自動車の仕組みと、従来のガソリン自動車やハイブリッド車との違いを紹介していきます。

まずは、電気自動車がどういう仕組になっているのかをお伝えします。

電気自動車を簡単に表現すると、モーターで動く車です。

本来、車にはガソリンエンジンやディーゼルエンジンといった内燃機関が搭載されており、燃料を燃やして発生するエネルギーを駆動力にしています。

しかし電気自動車にはそうしたエンジンが搭載されておらず、代わりに電気で動くモーターが搭載されています。

電気を蓄えるバッテリーとタイヤを動かすモーター、それを制御するコントローラーの3つで構成されています。

つまり、仕組みとしてはあの有名なホビーである「ミニ四駆」と同じなのです。

では、なぜ最近になって電気自動車が注目を集めているのでしょうか?

ここで電気自動車が注目される理由でもあるメリットを見ていきましょう。

電気自動車の6つのメリット

電気自動車には数々のメリットがあります。

その中でも、特に注目すべき6つのメリットを紹介します。

メリット1.環境に優しい

電気自動車の最も大きな特徴は、地球環境に優しいという点です。

エンジンを搭載した車は、燃料を燃やした際に二酸化炭素を排出します。

二酸化炭素は地球温暖化の原因と言われており、全世界で排出量を減らす取り組みが行われています。

中でも自動車が排出する二酸化炭素の量はかなり多いため、世界的にも注目されている削減対象です。

そんな中、電気自動車は走行時の二酸化炭素排出量が0です。

そのため全世界の車が電気自動車に置き換われば、地球温暖化の防止に効果を発揮します。

排気ガスには二酸化炭素の他に、大気汚染物質も含まれています。

排気ガスが0である電気自動車であれば、この大気汚染物質の排出も防ぐことができるのです。

メリット2.経済性に優れている

地球環境に優しい電気自動車ですが、それだけでは普及の材料になりません。

実際にガソリン車の代わりになるためには維持費が安くなることも必要です。

電気自動車はガソリンを必要としないため、非常に経済性に優れています。

必要なのは充電にかかる電気代だけです。

電気の使用量が減る深夜は、電気料金が割安になるというメリットがあります。

この間に充電をすることで非常に電気代を安く抑えることができるのです。

日産が公表しているデータによると、ガソリン車で1,000キロ走るためには10,571円が必要とされています。(レギュラー148円、平均燃費14km/Lで計算)

しかし、電気自動車で同じ距離を走るために必要な金額は、わずか1,970円です。

その差額は8,601円になり、電気自動車がいかに優れているかが分かります。

環境に悪い車は増税されますが、電気自動車は環境に優しい車ということで、様々な優遇が受けられます。

中でも補助金制度が充実しており、購入後にまとまったお金を受け取ることができます。

電気自動車に対する国の補助金としては「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」というものがあります。

電気自動車を購入後、所定の書類を提出することで補助金が受け取れるというものです。

車種によって補助金は異なりますが、例えば日産リーフであれば、最大で40万円を受け取ることができるようです。

他にも、各都道府県でも同様の補助金制度を設けている場合があり、その場合は二重で補助金を受け取ることが可能です。

補助金の額や制度を実施している都道府県に関しては、条件によって詳細が異なります。

メリット4.税金が安い

電気自動車は補助金の他に、税金が優遇されるというメリットもあります。

ガソリン車でも適用されるエコカー減税は、電気自動車の場合は100%免税となります。

自動車取得税や重量税が完全に無料になるため、10万円程度が免除されることになります。

そして、翌年の自動車税も減額となります。

これらはガソリンの低燃費車と変わりませんが、電気自動車は自動車税自体が安いのです。

現在の日本の制度では、自動車税は排気量別で決まります。

しかし電気自動車は0ccとなるため、最低ランクの課税率となるのです。

大型車であるテスラ「モデルS」であっても、自動車税は年間29,500円です。

3,000ccクラスのライバル車であれば、自動車税は年間58,000円なので約半額です。

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メリット5.加速性能が高い

これだけメリットが大きい電気自動車ですが、ガソリン車に比べて走行性能も高いという特徴があります。

最も違いが現れるのが加速です。

車が加速するためには、重い車体を動かす力が必要になります。

これをトルクといい、ガソリン車のスペック表には必ずトルクが記載されています。

しかし、ガソリン車が最大のトルクを発生させるためにはエンジンの回転数が一定の数値を超えなければいけません。

ガソリンエンジン車はいきなり最大トルクを発生させることができないため、加速が遅いという特徴があるのです。

その点、電気モーターはいきなり最大トルクを発生させることが可能という特徴を持っています。

電気自動車の加速が早いのはそのためです。

例えばトヨタのスポーツカー「86」は、トルクが205Nmで0−100km/hの加速に7.6秒が必要というデータが出ています。

電気自動車である日産リーフは、トルクが254Nmで0−100km/hの加速が11.5秒というデータが出ています。

スポーツカーと比較してもトルクが大きいことが分かります。

実際、日産リーフは3,000ccのガソリン車に匹敵する加速性能を持つと言われています。

同車のCMでも、スポーツカーを抜き去る映像が使われていたくらいなので、電気自動車の加速が優れていることが分かります。

メリット6.振動や騒音が少ない

電気自動車の走行性能の高さは静粛性にも現れています。

エンジンを搭載した車は、ピストンを動かしたりすることで大きな音や振動が発生します。

遮音部品を使っても完全に遮音することは難しく、高級車であっても多少の振動が発生します。

しかし、電気モーターは振動や騒音が少ないです。

そのため電気自動車は走行中の静粛性が非常に高くなっているのです。

無音で加速するので、ガソリン車から乗り換える人は違和感があるとも言われています。

 

電気自動車の4つのデメリット

数々のメリットがある電気自動車ですが、当然デメリットもあります。

普及の妨げにもなる原因なので、早急な改善が求められています。

その中でも、電気自動車の大きなデメリットを4つ紹介します。

デメリット1.充電に時間がかかる

電気自動車はバッテリーを充電する時間が必要です。

ガソリン車であれば、給油の時間は5分程度で済みます。

しかし、電気自動車の充電は最短でも3〜40分程度かかります。

2017年10月に発売されたばかりの日産新型リーフでも、急速充電は40分と発表されています。

その40分で充電できるのは全体の80%に留まるので、長距離を走行する際にはこまめな充電が求められます。

フル充電をするとなると、8〜16時間かかると公表されています。

これを身近なものに例えると、スマートフォンによく似ています。

常に充電を気にしなければいけないというのは、意外とストレスになると言えそうです。

デメリット2.航続距離が短い

電気自動車は搭載するバッテリーの容量で航続距離が変わります。

新型日産リーフは40kWhのバッテリーを搭載しており、航続可能距離は400kmと公表されています。

実際の可能距離は6割と言われているので、実質は1度の充電で240kmが走行できると考えられます。

8〜16時間の充電をして240kmしか走れないというのは、ガソリン車に比べるとかなり短いでしょう。

急速充電は80%の充電なので、190kmに数字が落ちます。

つまり、190kmごとに40分の充電を行わないといけないのです。

東京から大阪の500kmを移動するためには、最低でも3回は充電をする必要があります。

時間にすると約2時間は充電に割く計算です。

こうしたデメリットがあるため、電気自動車は長距離ドライブに向かいないと言われているのです。

デメリット3.充電スタンドが少ない

充電の回数が多くなることは紹介しましたが、電気自動車はそもそもの充電スタンドの数が少ないというデメリットもあります。

2017年7月末の時点で、全国にある電気自動車用の充電スポットの数は28,500基と言われています。

そのうち急速充電に対応した充電スポットは7,108基しかありません。

つまり、実用的な充電スポットは7,000基程度しかないのです。

対するガソリンスタンドは、2016年末の時点で全国に3万箇所以上あるというデータがあります。

この差は歴然で、電気自動車の普及の妨げになっています。

2016年の時点で、日本全国の電気自動車の数は6万台以上というデータがあります。

6万台以上の電気自動車に対して7,000基の急速充電スポットしかないため、各地では充電待ちも発生しています。

前の人の充電が終わるまで、最低でも40分は待たなければいけないのは大きなデメリットです。

デメリット4.車両本体価格が高い

電気自動車の普及が進まないのは、車両本体価格が高いという理由があります。

これはバッテリーが非常にコストが高いという背景があるからです。

補助金を受け取れると言いつつも、日産リーフは最低価格が315万円もします。

トヨタのハイブリッドカー「プリウス」が242万円から購入できることを考えるとかなりの差額があることがわかります。

また、電気自動車は自宅に充電設備を設置する必要があります。

これが最低でも10万円程度かかることから、手軽に購入できる車ではないというイメージがあります。

このように、電気自動車は多くのメリットがあればデメリットも存在しているのです。どうなんでしょうね。燃費はすごく魅力的なのですが。北海道の冬はちょっと難しいですかね〜。

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