Modern Device Gutter

わたしは北海道に住むmizoreと申します。機械と機械と機械が好きです。

ミニマリストな軽量OS、Windows 10 Leanについて考えます。

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考え方としては素晴らしいと思います。

4月30日(米国時間、以下同)、Windows 10の大型アップデート「April 2018 Update(1803)」が、ようやく一般ユーザー向けに配信開始となりました。

開発段階では「Redstone 4(RS4)」と呼ばれてきた、2018年春の分のWindows 10大型アップデートです。

一方、少し気の早いお話ですが、2018年秋(10月ごろ)の分のWindows 10次期大型アップデートである「Redstone 5(RS5)」の準備も進んでいます。Windows Insider Programの参加者で「Skip Ahead(1つ先の世代のビルドを試用できる設定)」を選択したユーザーは、既に2018年2月から開発中のRS5をいち早く体験している状況です。

これまでRS5のビルドは何度か更新されてきましたが、Windows 10の新エディションが現れて、ちょっとした話題になっています。「Windows 10 Lean」と呼ばれるこの新エディションはどのようなものなのでしょうか。

LucanというTwitterアカウントは、4月19日にWindows Insider ProgramのSkip Ahead向けに配信が始まったWindows 10 Insider Preview「Build 17650」の中に、「Windows 10 Lean」という謎のエディションが含まれていることを報告しました。

同氏によれば、最大の特徴はファイルサイズにあり、Windows 10 Proの64bit版と比較して2GBほどクリーンインストール時のサイズが小さいとのことです。

その代わり、壁紙やWindows 10の他のエディションで標準搭載される多くのファイルが含まれておらず、CD・DVDの読み書きに必要なドライバさえなく、これがインストール容量全体の圧縮につながっているようです。

ここには「レジストリエディタ(regedit.ext)」さえ含まれていない一方で、「Windows 10 S」のように「コマンドプロンプト(cmd.exe)」やレジストリエディタの実行自体はブロックされておらず、ファイルを移動してくれば問題なく利用できると言います。

MMC(Microsoft Management Console)のようなコンソールも同様だとのこと。米Windows Centralのザック・ボーデン氏は、自身の情報源を基に同エディションの狙いについて、「16GBのストレージサイズのデバイス」をターゲットにしていると説明しています。

Internet Explorerを含むレガシーと呼ばれる仕組みも全て除外されており、過去にトレンドとなった低価格Windowsタブレットで問題となった「ストレージの空き容量が少なすぎてまともに作業できない」ことを解決し、「Windowsの裾野を広げる」といった目的を考えているようです。

ただ、両氏ともに、このWindows 10 Leanが「Windows Core OS」ではなく、あくまで既存のWindows 10から必要性の低い大量の機能(ファイル)をそぎ落とした単なる「改編版」であることを示唆しています。

Windows 10 Leanが実際にRS5世代で提供されるのであれば、その狙いや最新の取り組みについて、RS5の配信時期である2018年10月までに何らかのアナウンスがあることでしょう。

Skip Ahead向けに配信されているRS5では、既にApril 2018 Updateにはない新機能の搭載が始まっており、その姿の一端がうかがえます。開発初期段階では「Sets」関連の機能強化が続いており、RS5における目玉の1つになるとみられています。

Setsとは、「Edgeブラウザで採用している“タブ”のユーザーインタフェースで、各種アプリやファイルの操作も行えるもの」といえば分かりやすいでしょうか。

Setsは従来のウィンドウを使った一般的なWindowsの操作体系となっており、ユーザーの様子も鑑みて賛否両論あるように思えますが、RS5の正式リリースまでに一定の評価を得られる形までシェイプアップを行ってほしいものです。

この他、外部GPUの安全な切り離し機能など、一部ユーザーには注目の新機能のテストも進んでおり、ノートPCからゲームや各種計算で大量のGPUリソースを必要とするケースでの活用が広がりそうです。

また、今回Windows 10 Leanの出どころとなったBuild 17650以降のWindows 10 Insider Previewビルドにおいても、幾つかの新機能が確認できます。

Build 17650での変更点としては、「Windows Defender Security Center」での「Fluent Design」の採用の他、「Windows Subsystem for Linux(WSL)」プロセスでの「Windows Defender Firewall」対応が紹介されています。

これにより、WSL上で特定のプロセスが行う通信に対して、ファイアウォール上でルールを設定可能です。Skip Ahead向けに4月25日に配信された「Build 17655」でも若干のアップデートがありました。

「Net Adapter」フレームワークをベースとする「Mobile Broadband(MBB)」の新しいUSBクラスドライバの採用により、パフォーマンスが大きく改善するようです。LTEモデムとRS5を導入可能な環境を持っているユーザーであれば、Microsoftの説明通りに設定して試すことができます。

今後どのような形状のOSが提供されるのでしょうか。今から楽しみですね。

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